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舌側矯正とは
舌側矯正とは、矯正器具を歯の裏側に装着しながら歯並びを改善していく矯正治療のことを言います。
装置が表側につかないため他人から見えにくく、歯を動かすことが可能な治療法です。
医療は矯正歯科の分野でも常に進化し続けています
1990年代までの当時の舌側矯正装置は今と比べると形態も大きく、治療開始時に違和感や、清掃性の問題がありました。
2000年に入ってから、世界最小と言われる小型装置が開発されました。これまでの装置と比べて違和感が少なく、清掃性も飛躍的に向上し、当時としては画期的でした。
その装置は現在でも多くの舌側矯正専門と言われる施設で使用されていますが、臨床上の課題は多く報告されており、舌側矯正を専門に治療している当院では採用しておりません。
舌側矯正は知識を取りいれた舌側矯正専門のクリニックで
近年、装置の小型化は進み、さらに違和感を軽減する丸みを帯びた装置が開発されています。特に目覚ましい進化は、歯の移動に必要な細胞代謝と骨変化を促すことに重点がおかれた『セルフライゲーションシステム』が組み込まれた装置です。
▲セルフライゲーションシステム
この治療法は、歯にかかる力と痛みが軽減されるだけでなく、最適な矯正力(optimal force)により毛細血管が閉鎖しづらくなり細胞代謝が促進されます。
その結果、歯が動きやすくなり、従来の治療期間に比べて短期間の治療が個人差により可能になりました。
当院の舌側矯正装置『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』とは
『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』とは、フランスの矯正専門医Dr.Curielらにより開発された舌側矯正の治療法です。CAD/CAMを使用した矯正装置とロボット工学技術により製作される形状記憶合金ワイヤーを融合させた、舌側矯正治療システムです。
当院では、この『セルフライゲーションシステム』が組み込まれた舌側矯正装置『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』にて積極的に施術しています。
2013年2月に、舌側矯正専門医向けの『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』講習会にて、友人のDr.Curielとともに奥田院長が舌側矯正治療ケースを説明する機会がありました。代官山矯正歯科で行われている日本人の舌側矯正治療実例を数多くご紹介いたしました。
セルフライゲーション自体は、すでに開発されている治療法です。
では、一般的な舌側矯正専門クリニックで施術されている従来型の『セルフライゲーション』装置と当院の『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』の決定的な違いを説明いたします。
デジタル処理されたあなただけの薄くて小さい完全オーダーメイド装置
従来型とは、院内技工により手作業ですべての工程を行うものをいいます。これまで行われてきた予想モデル、装置の位置等をすべてアナログで行う方法です。
▲従来型(アナログで製作される)
『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』では、歯型から得られる患者さまの個々の歯の形態をあらかじめデジタルで読み取ります。3Dスキャンされた歯からデジタルで治療ゴールの歯並び(セットアップモデル)を計画します。
▲カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(デジタルで製作される)
これにより、従来、手作業で行われてきた工程がより精密になり、治療の質を大幅に上げることが可能になります。
歯型デジタルデータから、患者さま固有の歯の裏側形態に完全合致したオーダーメイドのセルフライゲーション装置を作り出し、さらに個々の患者さまの治療計画に沿った形状記憶合金による固有のワイヤーが準備されます。
装置は薄く精密に加工することが可能なため虫歯のリスクを下げ、口腔容積が広くなり、違和感がなくなります。ワイヤーは治療計画通りの形状で用意されるため、治療効率が飛躍的にあがります。
海外の学会で“the first digitally customized, self-ligating lingual system in orthodontics.(矯正歯科で初のデジタル化されたオーダーメイドのセルフライゲーションシステム)”と呼ばれている『カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置』。
奥田院長が舌側矯正に携わり16年、そして開院以来、舌側矯正を専門に治療してきた代官山矯正歯科が自信をもっておすすめする舌側矯正治療法です。
あなたも、舌側矯正を始めてみませんか?
治療例と装置を付けたときの様子
「見えにくい矯正治療」なら周りの人の視線を気にせず「いつの間にかキレイな歯並び」
「いつの間にか健康的なかみ合わせ」
を手に入れることが出来ます。
入学式、卒業式、成人式、結婚式など人生の様々な記念日も装置を気にせず最高の笑顔で迎えませんか。
歯を抜いて舌側矯正治療をする場合
抜歯を伴う舌側矯正の場合、表側からの装置に比べて歯を抜いた隙間が目立ちます。
代官山矯正歯科では、患者さまの歯を抜いた隙間の大きさに合わせて仮歯を準備し、隙間が目立たなくなるよう心がけながら治療を進めております。
「見えにくい矯正治療」は以下の方法に分けられます。
結婚式以外でも、成人式やその他大切な行事に合わせた治療計画を立てることができます。
フルリンガル

絶対に人に見せたくないという方には、上下の歯の裏側に装置をつける治療法が可能です。
歯の裏面はどれも複雑な形態をしているため、「代官山矯正歯科」では精確な治療を達成するために患者様一人一人の完全オーダーメイド装置を準備して治療しております。
この治療法の最大の利点は、誰にも気付かれない間に綺麗な歯並びにできるところです。毎日の歯ブラシによるお手入れは表からの治療より難しくなりますが、一緒に頑張っていきましょう。
ハーフリンガル

日常生活で目につくのは上顎の歯であることが多いため、上顎だけ歯の裏側に装置を装着します。
下顎には、目立ちにくい白い装置で治療します。
上下ともに裏側からの矯正に比べて、治療費が軽減されています。
歯の裏面はどれも複雑な形態をしているため、「代官山矯正歯科」では精確な治療を達成するために患者様一人一人の完全オーダーメイド装置を準備して治療しております。

接客や営業の仕事、また人生の大切なイベントなど、
人前に出なければならないシーンを控えていらっしゃる方にはご好評いただいております。
日常の生活スタイルをかえることなく、快適に治療を受けていただきたい・・・ わたしたちはそう思っています。
当院では、より快適に裏側からの矯正治療を受けていただけるよう装置の形態、大きさ、そして治療の効率化、期間について常に研究しております。
さまざまな装置での経験を経て、現在の装置に至りました。
診療カレンダー
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